おせち通販は危険?グルーポンおせち問題とは

おせち通販に関して、多くの人にマイナスイメージを植えつけたのがグルーポンおせち問題です。通販でおせちを頼んだところ、サンプル画像と全く違うものが届き騒動になりました。しかし、これはおせち通販自体の問題ではなく、あくまで問題を起こした業者はごく一部だということを覚えておきましょう。

おせち通販の信頼を揺るがした事件

グルーポンおせち問題とは、おせち通販の信頼を揺るがした事件です。発端は「グルーポン」と呼ばれる共同購入サイトでおせち共同購入の受付がはじまったことです。グルーポンは複数の人と共同で商品や権利を購入することにより、割引を受けられるのが魅力です。

グルーポンで販売されたクーポンの中には、【バードカフェ】と呼ばれる当時無名のおせち通販業者が含まれていました。21,000円のおせちが半額で購入できるため、多くの人が購入したのがポイントです。

そのバードカフェから届いたおせちがサンプルと全く違うものだったため、炎上騒ぎが起きたのです。表記されていた品目が足りないだけでなく、中身がすかすかで、中には異臭がただようものもあったとされています。

これは本来冷蔵便で手配されるものが普通便で配達されたケースがあるためです。キャビアと書かれていたものに代用素材が使われているなど、食品偽装の可能性も浮上しました。そのため、公的機関による捜査にまで発展したのです。

バードカフェの責任者は謝罪会見をした上で、返金処理をしました。しかし、消費者の怒りはおさまらず、バードカフェは閉店、閉鎖されました。

事件が起きた後の影響も大きかった

グルーポンおせち問題は、一つの業者が問題を起こしたために業界全体のイメージダウンを招きました。問題が起きたのは2010年暮れから2011年明けにかけてで、業者を紹介したグルーポンもダメージを受けています。

楽しみにしていた高級おせちを台無しにされたという怒りが勝る消費者も多く、同情の声が集まったのもポイントです。グルーポンはその後2014年にいたるまでおせちの共同購入を自粛する騒ぎになりました。

おせち通販自体に古くから取り組んでいた業者は特にダメージが大きかったのも特徴です。まじめにおせち通販をしていた業者は多く、品質の向上に力を入れていた業者は珍しくなかったからです。

おせち通販の買い控えなどが加速する不安がある中、返金保証サービスの導入に踏み切った業者もいます。キャンセルポリシーの改定などいかに消費者が安心して購入できるかを見直した業者は多く、逆風をばねに成長した業者も存在します。

安心して購入できる業者を選ぶことが重要

グルーポンおせち問題は、価格だけで通販業者を選ぶと危険なことを示しています。特に新規で参入した業者はおせちを扱うノウハウを持っていないことが多く、品質の担保が難しくなります。実績があり、信頼できる業者から買うのが基本になります。

問題を起こした業者は一つだったのもポイントです。もちろん、悪質なケースが他にも隠れている場合がありますが、現在では多くの業者が品質管理にシビアになっています。これはインターネット経由で一気に情報が拡散されるケースがあるためです。

サンプルとイメージが大きく違えば、返金が可能という共通認識ができあがったのもポイントです。過剰な盛り付けは不当と判断される可能性が高くなっています。そのため、事件前よりもイメージに近い画像などを張りだす業者が増えているのです。

老舗や有名店の看板を背負っておせち通販を請け負っている業者もあります。料理の監修や管理がしっかりしていることはチェックしたいポイントになっています。事件以前から創意工夫をしているお店があるのも見逃せない点です。通販だからと過剰に不安がる必要はなく、しっかりと選ぶことを心がければ問題がないのです。

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